こんにちは。
福岡・天神の鍼灸・整体「かんなり治療院」の神成です。
どこかが痛い。
なんだか具合が悪い。
そんな状況が続くと不安になります。
で、なんでこんな症状が出ているのか?
原因を探すわけです。
原因を探すのは普通のことです。
ぼくは鍼灸師で人の体を治療している仕事なので、
普通の方よりは医学知識があります。
ですが、自分の知らない病氣や症状については、
ネットや医学書で調べて原因を調べます。
普通のことなんですよね(ウンウン)
ですが、
なかなか良くならない症状や病氣の原因を過度に探し続ける。
そうすると、ドツボにはまって、
ますますしんどい状況になっていくパターンに陥っている方をよくみます。
原因=悪いもの
悪いもの=敵
と脳は認識する訳ですね。
つまり、
つねに原因を探し続けている人は、
つねに敵と戦っている状態になっているということです。
闘争・逃走反応ともいいます。
この状況ですと、
カラダから抗ストレスホルモンが分泌され、
交感神経優位の状況が続きます。
交感神経優位の状況が長く続けば、
消化管の働きは鈍り、免疫系の働きは弱まり、
睡眠が取りにくくなり、痛みなどの外からの刺激に過敏になり…
など様々な不調が起こります。
現代人の不調は、
結構これに当てはまりますよね。
この様な状態の人は常にこんな質問を自分に投げかけてます。
「なんで…?どうして…?」
と。
原因を延々と探し続けているんですね。
この様な質問をしていると、
脳はなんでそういう状況になっているのか?
今までの自分の体験などから勝手に検索してくれます(笑
で、勝手に意味づけをして、
原因を作り固定化してよりしんどい状況になっていく。
「あれのせいだ!!あいつのせいだ!!」
ってね。
じゃあどうすれば良いのか。
自分にする質問を
「どうすればもっと良い方向へ行くか?」
という質問に変えて行くんです。
そうすると脳は勝手に検索し始めて、
解決策を探し始めます。
始めは難しいかもしれません。
でも少しずつ習慣化して行くと、
自然にそういう思考に変わって来ます。
始めは意識してほんのちょっとずつ変えて行ってみてくださいねー。


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