こんにちは。
福岡・天神の鍼灸・整体「かんなり治療院」の神成です。
当院の患者さんは、
首が痛い、足が痛いという患者さん、
膵臓の病氣、不定愁訴がたくさんある自律神経失調症のような患者さんも多く来院されます。
みなさん、他の医療機関。
主に病院を2、3件回ってからくる方が多いです。
ということもあるので、
当院では初診時に図を書いて現代医療と鍼灸・整体や漢方などの、
代替医療の違いを簡単に説明しています。
それを今回簡単に記事にしていきます。
で、鍼灸や漢方、整体などの治療の立ち位置を今回説明させていただきます。
図に書くとわかりやすいので・・・
例として木で説明します。
土から上、幹があり、枝があり、葉がある。
この葉が現在みなさんが苦しんでいる症状です。
現代医学が得意なのは・・・
この症状に対して直接的にアプローチするのが得意なのが、
現代西洋医学です。
一般的な病院で行なっている医療ですね。
薬・手術など症状に対して直接的にアプローチしています。
カゼ薬やステロイド薬なんかでもそうですね。
カゼや炎症による症状自体を直接抑える薬です。
と、いうように、
現代医学は症状にダイレクトにアプローチするのが得意です。
したがって、現代医学のメリットは、
急性疾患などで緊急を要するような状態の処置が大得意です。
また、症状に対して直接アプローチするので、
【今】起きている症状を抑え込むことが得意で、また即効性もあります。
デメリットとしては、
長期間症状を抑え込み続けると、本来体に備わっている生命力(自然治癒力)が落ちてくる。
抑え込み続けた結果、より重い症状に移行することも少なくない。
ということがあります。
では、東洋医学をはじめとした代替医療はというと・・・
東洋医学が得意なのは・・・
鍼灸・整体や漢方などのなどの東洋医学や、
ハーブ医学やホメオパシーなどの代替医療と呼ばれる自然医療は、
【今】起きている症状を引き起こしている【環境】に対してアプローチするのが得意な医学です。
図で見ていただくと、地面の下に根っこがあります。
根っこを治療する!!
ってなんとなく聞いたことがありますが、
根っこを取り巻く【環境】、ここでいうと【土壌】に対するアプローチになります。
したがって、【土壌】が変わって【根っこ】が変わって、
幹・枝・葉が変わる。
つまり環境が変わる事で、結果的に症状なくなるという事です。
※この【環境】は東洋医学では【気血水】と言います。
これについてはまた別の機会に書く・・・かもしれません。
当院の無料勉強会でもお話ししています。
ここまでの説明を読むと、なんとなく分かるかもしれませんが、
東洋医学の方が結果が出るまでのタイムラグがあることが多いです。
メリットとしては、
その人の体に備わる生命力を利用した治療。
そのため薬のような副作用が基本的にはない。
デメリットとしては、
現代医学に比べて、【今】苦しんでいる症状がかなくなるまでに時間がかかることが多い。
その人の持っている生命力(自然治癒力)が低い場合は、そこを高めて行くこともしていかなければならないのでより時間がかかる傾向にある。
とはいえ、当院に来院される患者様は、
早期の改善を望んでおりますので、
最善最速最短で治るよう施術しております。
どっちが良い、悪いではない
以上を読んでもらえば分かるように、
現代医学も東洋医学も得意な部分が違います。
したがって、どっちが良い、悪いではありません。
何も知らないで選択するのは、あまりよろしくないと思いますが、
今のようなことを踏まえて、自身の状況と照らし合わせて選択していく。
ということが大事です。
ちなみに
冒頭にも書きましたが、当院に来られる方は、
大概2、3件医療機関巡ってから来られます。
つまり、症状に対してのアプローチだけでは改善しにくいという状況ということです。
そのような場合は、単に治してもらうという氣持ちではなく、
症状が出ている環境を変えていかなければならないという事を知っていただき、
主体性を持って治療に望んでいただければ嬉しいです^^
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