対症療法の薬は、ゴミ箱の蓋と同じ

こんにちは。
福岡・天神の鍼灸・整体「かんなり治療院」の神成です。

備忘録として、
自分の考えを残していきます。

症状を抑えるだけの薬は、
腐った生ゴミが入っているゴミ箱のフタを閉める事と同じである。

消炎・鎮痛剤やステロイドなどの薬は、
我々が感じ取る表の症状を抑えるのに非常に効果的です。

状況によってはそれらの薬を使って痛みをコントロールすることも大事です。

ただ、本来炎症などの痛みを伴う症状は、
カラダが傷ついた組織や細胞を治癒させるために行う反応。

その生命力の現れでもある炎症反応を、
治癒が完了する前に薬で押さえ込んでしまう。

すると、治癒が完全に終わるまでの行程が、
途中で止められてしまうことになるので、
痛みはなくなっているかもしれないが治ったわけではない。

という状態になります。

つまり生ゴミはどんどん溜まるのに、
分厚いフタをすることで臭いが出てこないようにしている。
という感じです。

臭いは出てこないけど、
生ゴミはどんどん腐って溜まっていく。

いずれフタを無理やり閉めようと思っても、
閉められない。

とんでもない症状が出てくる可能性もある。

ということです。

状況によってはそのような薬を使うことも必要です。

ただ、それらの薬に頼りきりになりすぎると、
本来発動すべき生命力を抑えられているので、
自分自身の生命力が低下していきます。

以上のことを理解した上で、
自分で選択・決断しいていく。

ということが重要です。

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1977年、茨城県水戸市で4300gの巨大児で産まれました。あまりの太っていたので、産まれた時から首が据わっていたみたいです(笑) 治療と漫画と海外ドラマが好きです。最近はワンピース、バキ、餓狼伝、ホジュン、アイリスなどが好きですね。