こんにちは。
福岡の天神・赤坂の鍼灸・整体「かんなり治療院」の神成です。
当院の施術法その2です。
当院で行なっている鍼灸治療の「高麗手指鍼」。
手に鍼やお灸による刺激を加えることで、
体全体を調整する治療法です。
こんな感じで内臓のツボが体に配当されてるんですね。
リフレクソロジーなどの足反射療法と違うのは、
体に流れるエネルギーの流通路である経絡も縮小化して手に表現されていることです。
ただ単に内臓のツボに刺激するだけでなく、
経絡の滞りが、「何によって」阻害されているかというのを調べて、
それに対する調整が、「手」のみで出来ます。
手だけで治療が完結するので、
体に鍼をする治療と違い服を着替える必要も無いという^^
冬は着替えるの面倒ですからね^^;
そういうメリットもあります。
ちなみに手に鍼をすると言うと・・・
「人の体で一番敏感な部分の一つとも言える手に鍼を刺すのか!!!」
と驚かれる方もいます。
同業者、つまり鍼灸師なんかは、
「ここに鍼を刺すと患者さんが痛がりやすいんだよな〜。」
とか知ってるので、より驚きます(笑
まあ、手に鍼を刺すんで、痛く無いって言うと嘘になりますよね。
ただそれだけ敏感な場所に鍼をするということは、
それだけ体にも影響を出せるってことでもあるんですね。
ホムンクルスって知ってますか?
こんなやつです。
これは脳科学者のペンフィールドさんが作ったものなんです。
この絵を見ると顔と手が異常に大きいですよね。
これは何を表してるかというと、
脳の大脳皮質の運動野と感覚野の多くは「手」と「顔」だということです。
逆を言えば、「手」や「顔」に鍼をすると、
脳に影響を与えて、体全体に作用しやすくなるというワケです。
こんなトコからも、手の鍼で全身を調整できることが分かります。
ちなみに先ほど書いた「ま、痛く無いと言ったら嘘になります。」について。
以前は片手に何十本も鍼を刺していたのですが、
最近は刺さらない鍼の「ていしん」でも同じように効果が出せるようになりました。
ですので、最近の当院の高麗手指鍼術は刺さない事が多いです。
刺した方が効果が高い場合もあります(検査して分かります)。
その場合は、患者さんに確認をとって、許可を得てから刺す手の鍼をします。
治療効果としては・・・
●頚椎疾患
●頭部の疾患(耳鳴り・めまいなど)
●内臓疾患(膵炎・糖尿病・腎臓病・腸疾患など)
が特に効果が高いです。
以上、当院の施術 その2でした。
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