治療間隔はどれくらいが良いのか?
よく、どれくらいで治りますか?と聞かれます。
申し訳ありませんが、どれくらいで良くなるかという事ははっきり分かりません。
治療頻度をどれくらいで通えば良いのか?
これは皆さん気にかかるところだと思います。
どの様な症状の強弱、発症からの期間、その方の生活習慣など、
条件がバラバラなので個人個人で変わってきます。
ただ、基本的にこれくらいのペースでということはお伝えできます。
今ある不調を改善していきたい!という場合
4日〜2週間ごとの治療をおすすめします。
どの様な症状でも間隔を詰めて通っていただいた方が早く改善に導くことができます。
治療頻度の例えとしてですが、
お湯を沸騰させたい時に、
・お水を弱火から沸騰させる。
・中火強火から沸騰させる。
どちらが早く沸騰するでしょうか?
答えは言わずもがなですが、火力が強い方が早く沸騰します。
弱火でチロチロと加熱してもなかなか沸騰しません。
熱い湯を維持するには中火・強火で加熱し、沸騰させた後弱火にすれば良いのです。
この例えは、
火力=治療頻度、沸騰=症状改善と考えてください。
弱火=治療頻度を空けるよりも中火・強火=治療頻度を短くしたほうが、
早く沸騰=早く症状改善するということです。
1週間に1回で10回通院した場合と1ヶ月に1回で10回通院した場合は、
当然ながら短い間隔で治療していった場合の方が改善率が高くなりますし、治療期間も短くなります。
当然、治療費も治療間隔が短いほども抑えられることになります。
治療間隔は・・・
●4日に1回の施術ペース〜早期回復、症状が強い場合に。
●1週間に1回のペース〜スタンダードな施術間隔ペース。
●2週間に1回〜改善までの期間は長くなる傾向になりますが、症状改善していけるペース。
当院から治療計画の提案をさせていただいておりますが、
症状改善目的で来院される場合は以上を参考にしていください。
今ある状態を維持していきたい!という場合
症状もほぼ回復して、今ある良い状態を維持していくのが目的で通院する場合です。
メンテナンス目的の治療です。
車に乗っている方はわかると思うのですが、
車を良い状態で乗るためには定期的なメンテナンスが必要です。
車検だけで〜という方もいらっしゃいますが、
それだと年数が経つごとにリスクが増えていきますよね。
人の体は、車よりも複雑かつ外的因子(環境・ストレス)に影響されるので、
メンテナンスがより必要です。
したがって、当初のお悩みの症状が改善した後も定期的な治療をおすすめしています。
治療間隔は・・・
●3・4週間に1回の施術ペースがおすすめです。
以上が当院での治療間隔・頻度についての考え方です。
これは、神成の25年の臨床経験から出たもので、
必ずこの様に通院してください、というわけではありません。
患者さん自身が、通院しなければ!
という強迫観念に囚われる様なことにはなって欲しくないので、
「そういうもんなんだな〜」という感じに捉えてください。