肋間神経痛
なんだか最近横になると脇腹が痛いな…
クシャミや咳をすると背中や脇腹がすごく痛い…
胸の真ん中、心臓の周辺が痛い…
狭心症?心筋梗塞?
おツライですよね。
実は、
こんな症状で悩んでいる方、結構多くいらっしゃいます。
これらは何かと言うと、
「肋間神経痛」なんです。
案外整形外科でも診断が漏れていることが多い疾患で、
当院に背中が痛い、脇腹が痛い〜と来院される方で結構多くいらっしゃいます。
初めての方はこちらも必ずご覧ください。
↓こちらも併せて必ずご覧ください
※鍼灸治療前・後に起こる身体の反応について
※当院の新型コロナウイルスに対する対策について
肋間神経痛とは
肋間神経痛とは病名・診断名(医師がカルテに書く正式な病名)ではなく、症状を表している名称です。
その名のとおり、
肋間、つまり肋骨と肋骨のあいだにある神経の肋間神経が、
なんらかの原因で障害されるという病気です。
肋間神経は、左右12対ある肋骨の下に走っている神経です。
その、なんらかの原因で障害されている。
ここが重要なところでここが分からなければただ単に温めたり電気治療をしたとしてもなかなか改善しません。
ではどのような症状が現れるのでしょうか?
症状は
肋間神経痛の症状は、
図にあるように肋骨と肋骨の間にある肋間神経が障害されることによって痛みます。
※図を入れる
神経が障害されるので、
基本的にはその肋間神経の走行にそって痛みがでます。
痛みの質は、
◯ピリピリ、チクチクと皮膚の表面の痛み、不快感を感じるタイプ。
◯ズーンと重い痛みのタイプ
◯上記二つの複合タイプ
主にこの3つに分かれます。
そしてこれらの症状が、
◯咳やくしゃみをする
◯体を捻る
◯寝返りをする
などの胸郭・体幹を動かすようなことで症状が増悪します。
痛みが出る部位は
◯脇腹
◯背中
◯胸(左のほうが多い)
などに出ることが多いです。
胸などに痛みが出ると、心臓が悪いのかもと心配になる方が多いようです。
さて、なぜこのような症状が出てしまうのでしょうか?
原因は
一般的な整形外科・現代医学的に原因は主に5つに分かれています。
1)神経の絞扼により痛む場合
骨や筋肉に挟まれるなど、神経自体が絞めつけられることで痛みが出ます。
背骨のゆがみや、胸郭のゆがみなどで起こることが多いです。
背骨だと胸椎と呼ばれる部分の歪みが影響していることが多いです。
整体治療の得意な分野ですね。
2)帯状疱疹などウイルスによるもの
帯状疱疹が出るとともに強い痛みが出ることが多くあります。
また、
帯状疱疹後に発疹が消失した後も痛みが続くことがあり、
チリチリ・ピリピリとした焼けるような強い痛みがあることがあります。
この場合は、ウイルスに対する処置をしながら治療していかなければなかなか改善していきません。
骨格の問題のみよりも治癒までに時間がかかります。
3)肋骨の骨折によるもの
肋骨にヒビが入った、骨折したなどでも神経痛が起こることがあります。
特に高齢の方では、骨粗鬆症から肋骨骨折起こす方も多いです。
急に痛みが出始めたらその可能性もあるということを頭に入れておきましょう。
特に高齢者の女性は要注意です。(指圧やマッサージを受けた後などは可能性大)
4)ガンの転移によるもの
ガンが脊椎や肋骨に転移して、肋間神経痛が起こることもあります。
色々な治療をしてみても、全く改善が見られない場合や、何かおかしいと直感で感じた場合は医療機関でCTやMRIなどの精密検査を受けてください。
5)ストレスによるもの
性格的に几帳面な方や・繊細な方・ストレスを感じやすい方が、上記のような異常がないにもかかわらず、痛みや異常を訴える場合は何かしらの精神的なストレスが原因と考えることが多いようです。
かんなり治療院の考え方は
ものすごく病院の考え方と変わるわけではありません。
が、少し違うところもありますのでそれらを書いていきます。
基本的に病院などで、肋間神経痛はガンなどの問題以外では内臓との関連性はないと考えますが、当院では骨格の歪みなども内臓の働きや位置異常などと関連していると考えます。
つまり、内臓の疲労や状態が悪いと体表にも症状を出す。ということです。
◯膵臓に負担がかかっている場合
左の脇腹〜左の背中に神経痛が出ることが多い
◯肝臓・胆嚢に負担がかかっている場合
右の脇腹〜右の背中に神経痛が出ることが多い
◯心臓に負担がかかっている場合
胸骨の中央〜背中にかけて神経痛が出ることが多い。(特に左側)
当院では内臓の病気の治療も行っています。
特に膵臓の病気である慢性膵炎を多く治療しています。
かんなり治療院の内臓治療専門ホームページはこちら
膵炎の患者様を多く診させていただいていると、
かなりの方が左側の肋間神経痛を併発しています。
それらの経験からも内臓の負担が関係しているのがわかります。
ここで要注意なのは、膵臓・肝臓に負担がかかっていても必ずしも病院の検査で異常があるわけではありません。
治療は
整形外科などの一般的治療と検査
検査は、
まず基本的にレントゲンで脊椎・背骨と肋骨を画像検査していく感じです。
「脊椎の間が狭くなってるからこれが原因かもですね〜」のようなお話が多くあると思われます。
治療は、
マイクロ波やホットパックなどの温熱治療や、
服薬タイプの鎮痛剤や湿布薬などの薬剤療法がメインです。
当院の肋間神経痛に対する施術
鍼灸と整体で施術を行います。
鍼治療
経絡というエネルギーの通り道を利用した治療法とコリを徹底的に除去する治療法で脳・自律神経・内臓の機能を正常化させていきます。
施術は鍼灸で行い、サブ治療として整体を行います。
①高麗手指鍼
高麗手指鍼は鍼灸の師匠である、小松隆央先生の小松式高麗手指鍼術という、 手指に鍼をする事で治癒力を活性化し症状を改善させる方法です。
高麗手指鍼についてはこちらを参考にしてください。
②身体の鍼(ルート治療・経絡治療)
身体にあるコリを徹底的除去するためルート状になっているコリに太めの鍼を多く刺していくルート治療、経絡というエネルギーの流れを利用してツボに鍼を刺していく経絡治療を行います。
③BFA戦場鍼(バトルフィールドアクパンクチュアー)
アメリカ軍でPTSDや不眠症・うつ、慢性疼痛に使われる脳に影響の強い鍼治療です。 粒鍼という貼り付けてる鍼かASP鍼という特殊な鍼で【耳のツボ】に施術し、そのまま3日〜1週間ほど保定します。
体の捻れ・歪みをとって内臓を活性化
捻れや歪みがあると全身の循環力が低下してしまい、血液やリンパ液などが滞りやすくなります。
結果、内臓の機能が低下していることもあります。
また背骨が捻れ・歪んでいると、自律神経の働きに支障をきたしてしまいます。
○予後
・内臓に問題があまりなく、骨格の歪みがメインの場合は早く治ります。
・内臓に負担をたくさんかけているような場合はしつこい場合があります。
例)
慢性膵炎の方。脂肪肝などで肝機能が悪い方(メタボ的な方)
側弯の強い方。
料金
初めての方へ
当院は、他ではなかなか改善しづらかった方たちが多くいらしています。
痛みだけを抑える、痛みの出るところを取り除く…
ということを繰り返し、自然治癒力が発動しなくなり、
痛みに悩んでいる方々を施術しています。
したがって症状が出た体の環境を考え、
その環境を変えていくお手伝いをしています。
こういった東洋医学の施術はジワジワと体の中の環境を変えていった結果、
ツライ症状が改善されます。
常に最善最速で良い結果が出るように全力を尽くしておりますが、
症状を抑えるだけで良いという方、1回・2回での体の改善を求める方には向いておりません。
逆に、今悩んでいる「痛み」「つらさ」を体の中の環境から改善していきたいという方は、是非ご連絡ください。
※はじめての方は、必ず下のリンクもお読みください。
↓こちらも併せて必ずご覧ください
※鍼灸治療前・後に起こる身体の反応について
福岡市中央区で治療院をお探しの方へ
初めまして、「かんなり治療院」の院長の神成です。
2017年の3月までは東京で6年間開業しておりました。
これからの子育てのことなどを考えて、
2017年4月に福岡へ移住。
7月に福岡店舗をオープンすることができました。
当院では痛い・ツライからあなたを解放するのはもちろん、その先にある「本当はやりたいこと」。
その願望を叶えられるようサポートしていきます。
鍼灸・整体で単に肩こり・腰痛を改善するだけでなく、
心身がよくなることで『仕事に集中できて、毎日が楽しい』など、
みなさんの持っている可能性を引き出すために日々奮闘中です!
症状だけでなく、より良い人生へのサポートをしてくれる先生です。
千葉県柏市にある辻仲病院柏の葉・漢方未病センターで医師をしている喜多敏明と申します。
かんなり治療院は、鍼灸・整体それぞれを用いて内臓と骨格を調整することにより、薬だけに頼ることなく、慢性膵炎や慢性腎臓病、内臓からくる様々な痛み、不調を改善するという驚くべき成果を出しておられます。
単に、症状を改善させていくだけではありません。病気や症状に囚われない生き方に気づき、より良い人生を構築できるようにサポートされている素晴らしい先生です。
症状を改善したい方はもちろん、今後の人生を病気や痛みに囚われず、充実した人生にしていきたい方にこそ、私が信頼する神成先生とご縁を結び幸せになっていただきたいと願っています。
ぜひ、神成先生の治療を受けに行くことをオススメします。
はじめまして。日本みずぽっと体操協会 代表の鎌田です。
神成先生とは、私が主催しているセミナーでお会いしたのがきっかけでした。
神成先生とは、治療家の先生の中では珍しいのですが、他人や他の療法を批判しない、誰とでも自然に付き合える柔軟な考えを持たれている先生だなと感じたのが第一印象でした。
また、鍼灸をメインに治療されているのを聞き、かたいイメージを持っていたのですが、かなりの漫画好きで(笑)
一緒にいるだけで気持ちを和ませてくれる先生です。
(今通われている患者さんも、神成先生のお人柄に癒されているのではないでしょうか?)
もちろん、人柄だけでなく、技術の方も常に向上心を持って、針や整体の勉強をされているので、技術の方も安心ですね。
もし、痛みやしびれでお困りの方は、ぜひ、神成先生の治療を受けに行くことをオススメします。
日本みずぽっと体操協会
整体サロンピンポイント院長
鎌田恭平先生
雑誌・メディアにも掲載されています
雑誌「からだにいいこと」の内臓特集で内臓治療とセルフケアに関する取材を受け、
アドバイザーとして掲載されました。
福岡のラジオ局、コミュニティ天神に出演させていただきました。
最後に、肋間神経痛でお悩みのあなたへ
肋間神経痛は一過性のものも多く、それらはちょっと放っておいても勝手に症状が消えることあります。
ただ、それが繰り返される場合や、しつこい肋間神経痛の場合は内臓への負荷がかかっていることが多いです。
「あ、私は当てはまるかも」と思った方は、当院へいらしてください。
内臓骨格から調整してあなたのお力になります。
アクセス
地下鉄空港線「赤坂駅」徒歩4分。